グレースケール、SEC承認を獲得し新規暗号資産ETFをローンチへ
公開日:2025年07月02日 16:08
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米証券取引委員会(SEC)は、グレースケール・インベストメンツの「デジタル・ラージキャップ・ファンド」を上場取引所取引基金(ETF)に転換する申請を承認した。同ファンドは市場価値上位5種の暗号資産で構成されており、ビットコインがポートフォリオの80.2%を占めている。イーサリアム11.3%、ソラナ2.7%、XRP4.8%、カルダノ0.81%と続く。
この承認は、暗号資産市場における規制環境の変化を象徴する重要なマイルストーンだ。SECは現在、暗号資産ETFの上場プロセス簡素化を検討しており、従来の19b-4申請を省略し、より迅速なS-1登録を可能とする新制度の導入を模索している。暗号資産ジャーナリストのエレノア・テレット氏によれば、75日間の審査期間中にSECが異議を唱えなければ、通常のやり取りを省いてETF上場が可能となる。
ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト陣は、ソラナ・XRP・ライトコインの現物ETF承認確率を95%と予測しており、早ければ10月にも決定が下ると見ている。さらに、複数暗号資産を対象としたバスケット型ETFや、ドージコイン、カルダノなどのアルトコインETF承認の可能性も高まっている。
グレースケールは2023年8月、SECを法廷で破りビットコインETF転換を勝ち取った実績を持つ。現在同社のビットコインETFは市場最高水準の1.5%の経費率を設定しながらも、収益力では業界トップの地位を維持している。
専門家は「SECの姿勢変化が、伝統的市場を通じた暗号資産投資の新時代を切り開く転換点になる」と指摘。特にステーキング機能付きETFの承認(REXソラナETFが米国初の例)や、主要アルトコインのETF化に向けた動きが、2025年後半に本格化すると予測している。
この承認は、暗号資産市場における規制環境の変化を象徴する重要なマイルストーンだ。SECは現在、暗号資産ETFの上場プロセス簡素化を検討しており、従来の19b-4申請を省略し、より迅速なS-1登録を可能とする新制度の導入を模索している。暗号資産ジャーナリストのエレノア・テレット氏によれば、75日間の審査期間中にSECが異議を唱えなければ、通常のやり取りを省いてETF上場が可能となる。
ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト陣は、ソラナ・XRP・ライトコインの現物ETF承認確率を95%と予測しており、早ければ10月にも決定が下ると見ている。さらに、複数暗号資産を対象としたバスケット型ETFや、ドージコイン、カルダノなどのアルトコインETF承認の可能性も高まっている。
グレースケールは2023年8月、SECを法廷で破りビットコインETF転換を勝ち取った実績を持つ。現在同社のビットコインETFは市場最高水準の1.5%の経費率を設定しながらも、収益力では業界トップの地位を維持している。
専門家は「SECの姿勢変化が、伝統的市場を通じた暗号資産投資の新時代を切り開く転換点になる」と指摘。特にステーキング機能付きETFの承認(REXソラナETFが米国初の例)や、主要アルトコインのETF化に向けた動きが、2025年後半に本格化すると予測している。
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