Ripple、米国銀行免許取得へ RLUSD安定通貨の信頼性向上図る
公開日:2025年07月03日 16:05
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リップル・ラボは、自社発行の安定通貨RLUSDの信頼性強化を目的として、米国全国銀行免許の取得を申請中である。この動きは、他の暗号資産企業も規制順守で信頼構築を図る傾向と歩調を合わせたものだ。
リップルCEOのブラッド・ガリングハウスは8日、X(旧Twitter)を通じ、同社が米国通貨監督庁(OCC)へ免許申請を行っていることを明らかにした。「リップルは長年培ったコンプライアンスの伝統に基づき、OCCから全国銀行免許の取得を申請中だ」と投稿。承認されれば、リップルはニューヨーク州金融局(NYDFS)による州レベルの監督と、連邦レベルの規制の両方を受けることになる。ガリングハウス氏は「この二重規制構造は、安定通貨市場における信頼の新たな基準を確立する」と強調した。
さらにリップルは連邦準備制度(FRB)にマスターアカウントの開設を申請しており、認可されればFRBシステムへの直接アクセスが可能になる。これによりRLUSDの準備資金をFRBに直接保管でき、安定通貨の長期的な信頼性向上に寄与すると説明した。
申請は、リップルが2024年2月に買収した暗号資産カストディ企業スタンダード・カストディを通じて行われた。ガリングハウス氏は「2500億ドル規模の市場で、RLUSDは規制優先の姿勢で際立っており、機関投資家が求める基準を設定している」と述べた。
この動きの2日前には、USDC発行元のサークルもOCCに「第一国立デジタル通貨銀行」の設立申請を提出したと発表。サークル共同創業者のジェレミー・アレアCEOは「透明性が高く効率的なインターネット金融システム構築に向けた重要ステップ」と位置付け、米国で審議中の安定通貨規制法(GENIUS法)への対応準備も進めていると語った。
リップルCEOのブラッド・ガリングハウスは8日、X(旧Twitter)を通じ、同社が米国通貨監督庁(OCC)へ免許申請を行っていることを明らかにした。「リップルは長年培ったコンプライアンスの伝統に基づき、OCCから全国銀行免許の取得を申請中だ」と投稿。承認されれば、リップルはニューヨーク州金融局(NYDFS)による州レベルの監督と、連邦レベルの規制の両方を受けることになる。ガリングハウス氏は「この二重規制構造は、安定通貨市場における信頼の新たな基準を確立する」と強調した。
さらにリップルは連邦準備制度(FRB)にマスターアカウントの開設を申請しており、認可されればFRBシステムへの直接アクセスが可能になる。これによりRLUSDの準備資金をFRBに直接保管でき、安定通貨の長期的な信頼性向上に寄与すると説明した。
申請は、リップルが2024年2月に買収した暗号資産カストディ企業スタンダード・カストディを通じて行われた。ガリングハウス氏は「2500億ドル規模の市場で、RLUSDは規制優先の姿勢で際立っており、機関投資家が求める基準を設定している」と述べた。
この動きの2日前には、USDC発行元のサークルもOCCに「第一国立デジタル通貨銀行」の設立申請を提出したと発表。サークル共同創業者のジェレミー・アレアCEOは「透明性が高く効率的なインターネット金融システム構築に向けた重要ステップ」と位置付け、米国で審議中の安定通貨規制法(GENIUS法)への対応準備も進めていると語った。
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