ウォール街に進出するソラナステーキング:米国初のSOLステーキング報酬付きETF「SSK」が上場

公開日:2025年07月03日 17:17
閲覧数:583
米国の上場ETFとして初めてソラナ(SOL)へのエクスポージャーとオンチェーンステーキング報酬の両方を提供する「SSK - REX-Osprey Solana + Staking ETF」が2025年7月2日に取引を開始しました。この新商品は、ブローカー口座を通じて直接ブロックチェーン・ネイティブの利回りを獲得できる画期的な金融商品です。

同ETFは先物契約を使用せずソラナに直接エクスポージャーを得られるスポット型商品で、コントンゴ(転売プレミアム)リスクを回避しています。特徴的なのは直接・間接両方のステーキングメカニズムを採用している点で、資産の50-60%はSOLを直接ステーキングし、40%はSOLをステーキングする上場商品に配置されます。残りはJitoSOLなどの流動性ステーキングトークンで構成されています。

運用会社のREXとOspreyはステーキング報酬の100%を投資家に還元し、自らは報酬から手数料を徴収しません。これにより、投資家は伝統的な金融商品の枠組みを超えつつ、DeFiの利回りを享受できるようになります。

今回のSSK上場は、ソラナブロックチェーンが主流金融市場に本格進出したことを意味する重要なマイルストーンです。特に機関投資家が規制された環境で暗号資産エコシステムに参加できる新たな選択肢として注目を集めています。
関連タグ
ソラナ ETF ステーキング ブロックチェーン 金融商品