OpenAI、Robinhoodの株式トークンを否定 無許可の権利主張に警告
公開日:2025年07月03日 20:38
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人工知能企業のOpenAIは7月2日、Robinhoodが推進するトークン化株式キャンペーンとの関連性を正式に否定し、同社が宣伝している株式トークンの正当性に疑問を呈する声明を発表した。OpenAIニュースルームがX(旧Twitter)で公開した声明で、同社は「Robinhoodと提携しておらず、彼らが宣伝する『OpenAIトークン』の作成や配布に関与していない」と明言した。
この声明は、Robinhoodの共同創業者兼CEOであるVlad Tenev氏がカンヌでのイベントで、欧州の適格ユーザーがOpenAIやSpaceXなど非上場企業のトークン化株式を請求できると発表した直後に出された。Robinhoodは「株式トークン」と称するこの商品について、7月7日までに登録したEU圏の適格ユーザーに5ユーロ相当のOpenAI・SpaceXトークンを提供するキャンペーンを展開している。
Tenev氏は「テクニカルには『株式』ではないが、小口投資家がこれらの非公開資産にエクスポージャーを得られる手段」と説明したが、OpenAI側は「当社株式の移転には承認が必要であり、一切承認していない」と強く反論。両社の主張に大きな乖離があることが明らかになった。
Robinhoodは米国で永久先物取引やステーキングに加え、Arbitrum上に構築したLayer2ブロックチェーンネットワークなど、幅広い暗号資産サービスを展開している企業として知られる。
この声明は、Robinhoodの共同創業者兼CEOであるVlad Tenev氏がカンヌでのイベントで、欧州の適格ユーザーがOpenAIやSpaceXなど非上場企業のトークン化株式を請求できると発表した直後に出された。Robinhoodは「株式トークン」と称するこの商品について、7月7日までに登録したEU圏の適格ユーザーに5ユーロ相当のOpenAI・SpaceXトークンを提供するキャンペーンを展開している。
Tenev氏は「テクニカルには『株式』ではないが、小口投資家がこれらの非公開資産にエクスポージャーを得られる手段」と説明したが、OpenAI側は「当社株式の移転には承認が必要であり、一切承認していない」と強く反論。両社の主張に大きな乖離があることが明らかになった。
Robinhoodは米国で永久先物取引やステーキングに加え、Arbitrum上に構築したLayer2ブロックチェーンネットワークなど、幅広い暗号資産サービスを展開している企業として知られる。
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