ミームコイン市場が再び沸騰:BONKとWIFが急騰をけん引

公開日:2025年07月03日 20:41
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【要約】ミームコイン市場に再び熱狂が広がっている。DOGEやSHIB、PEPEといった主要トークンが堅調な上昇を見せる中、BONKが20%近い急騰で注目を集めた。また韓国最大の取引所Upbitに上場したMOODENGは43%の急上昇を記録した。これは過去にRVNやPOKTが上場時にも見られた流動性向上と投資家心理の好転に伴う価格急騰現象を想起させる。

ミームコイン市場が活況
過去24時間、暗号資産市場、特にミームコインセクターにとって好調な相場展開となった。この分野の時価総額は11%以上上昇し、600億ドルを突破した。市場をけん引するDogecoin(DOGE)とShiba Inu(SHIB)は7-8%の堅調な上昇を示したが、多くの競合トークンは2桁の上昇率を記録している。時価総額3位のPepe(PEPE)は13%上昇、dogwifhat(WIF)は16%上昇、そしてBonk(BONK)は20%近い急騰を見せた。

市場注目のBONK
BONKは過去24時間におけるトップ100暗号通貨の中で最もパフォーマンスの良い銘柄となった。時価総額は13億ドルを突破し、全市場で80位にランクインした。この急騰を受け、注目アナリストらは上昇トレンドが続く可能性を示唆している。32万人以上のフォロワーを持つXユーザーのBluntz氏は、BONKの価格が「少なくとも」100%-130%上昇すると予測している。

MOODENGの急騰
カバをモチーフにしたミームコイン「Moo Deng(MOODENG)」は過去24時間で43%の急騰を記録した。これには明確な理由がある。韓国最大の暗号資産取引所UpbitがMOODENG/USDT、MOODENG/KRW、MOODENG/BTCの取引ペアを上場したのだ。同社はSOLネットワーク経由の入金のみをサポートし、不審な大規模入金には資金源の説明を求める可能性があるとしている。

Upbitの上場は、流動性の向上、アクセシビリティの改善、そして信用力の向上といった要因から、関連資産に多大な影響を与えることで知られている。1か月前にはRVN/KRWペアの上場後にRVNが75%急騰したほか、Pocket Network(POKT)とLivepeer(LPT)の上場時にも大幅な価格上昇が発生している。
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