Telegramウォレット開発TOP、新規資金調達で10億ドル評価額達成

公開日:2025年07月04日 11:48
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メッセージングアプリ「Telegram」内で暗号資産ウォレットを開発するThe Open Platform(TOP)は、新たな資金調達ラウンドで2,850万ドルを調達し、企業評価額が10億ドルに到達した。2025年7月3日に発表された本件は、ベンチャーキャピタル企業Ribbit Capitalが主導し、Pantera Capitalも参画。調達資金は、ウォレットサービスの米国・欧州展開という最重要目標の実現に充てられる。

TOP創業者兼CEOのAndrew Rogozov氏は、今回の取引では5%の株式が割り当てられ、Ribbitが4%、Panteraが1%を取得したことを確認。取引に暗号資産は関与していない。同氏はFortune誌に対し、複数ラウンドを通じて総額7,000万ドル以上を調達済みであることも明らかにした。

TOPは「Wallet in Telegram」の開発元で、ユーザー自身が資産を管理するセルフカストディ型暗号資産機能を提供。今回の資金調達は、Sequoiaなど主要VCがTONエコシステムに4億ドルを投資した動きを受けた展開となっている。
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